ショパン24才のときの作品であるが、死後「幻想」と名づけられて出版された。リズムの相違する右手と左手の、楽形の交じり合いによる一種の幻想。中間部は美しいカンタービレの旋律、最後にこの旋律が回想され、余韻を持たした効果をかもし出している。               ・・・・・・・・・・全音楽譜出版社 曲目解説より